再発膠芽腫について

EF-11: 第3相ピボタル試験デザイン

オプチューン単独治療群/ベバシズマブなどの医師選択の化学療法群

EF-11 phase 3 pivotal trial: Optune® vs chemotherapy, including bevacizumab

*再発膠芽腫の治療に効果があるとされるベバシズマブを含む治療薬の中から、各地域の診断基準や治療歴に応じて医師が最善と判断し選択した治療薬

有効性の主な評価項目

主な選択基準

主な除外基準

患者背景

intent to treat(ITT)集団

特性 オプチューン単独治療
(n=120)
医師選択の化学療法*
(n=117)
年齢(才) 54 54
女性 28(23%) 44(38%)
KPS 中央値(範囲) 80(50-100) 80(50-100)
腫瘍位置:前頭葉腫瘍 38(32%) 58(50%)
再発回数 1回目 11(9%) 17(15%)
2回目 58(48%) 54(46%)
3回目以上 51(43%) 46(39%)
再発時の再手術 33(28%) 29(25%)
ベバシズマブ投与歴有 23(19%) 21(18%)
ランダム化時における
腫瘍の最大直径(cm)
中央値(範囲) 6.1(0-15.2) 5.5(0-16.2)
診断からランダム化
までの日数(日)
中央値 335 340

*再発膠芽腫の治療に効果があるとされるベバシズマブを含む治療薬の中から、各地域の診断基準や治療歴に応じて医師が最善と判断し選択した治療薬

医師選択の化学療法群の患者が受けた抗がん剤(単剤または併用レジメン)

抗がん剤 患者数(%)
ベバシズマブ 36 (31)
イリノテカン 36 (31)
BCNU/CCNU 29 (25)
カルボプラチン 15 (13)
テモゾロミド 13 (11)
PCV 10 (9)

KPS=Karnofsky Performance Scale、OS=全生存期間、PFS6=6カ月無増悪生存率